消毒なしで美味しいブロッコリーを育てる方法
もし、たくさん育てたい場合は、種から栽培した方が量が取れるのでお得ですが、私の場合は家庭栽培なので、苗を買って栽培します。
ブロッコリーは、ビタミンやミネラルが豊富で栄養価の高い野菜です。 アブラナ科の野菜の一種で、健康上の利点が多いことが知られています。
ブロッコリーは、蒸す、茹でる、炒める、炒めるなど、さまざまな調理方法があります。 そのままでもお楽しみいただけますが、サラダ、スープ、炒め物に加えて風味と栄養をさらに高めることもできます。
私も大好きな野菜の一つですが、ブロッコリーは健康的でバランスの取れた食事に加えるのに最適です。
ブロッコリーの幹も食べられる!自宅で作る秋冬野菜の楽しみ
以前に私は、春からの栽培は失敗に終わりました。そこで今は、秋から冬にかけて仕込んで栽培しています。
春からの栽培で失敗した原因は、消毒をしない栽培です。せっかく自宅栽培するのであれば、消毒は、したくないですよね。
春に仕込んだ時には、ブロッコリーが大きくなったところで「ヨトウ虫」が沢山付き、食べられませんでした。それ以来「春夏」の栽培はしておりません。でも、研究してもう一度チャレンジしてみようと考えています。
そこで今回の話しは、「秋冬」10月頃からの栽培の話しです。
8月〜9月ですと虫に食べられますので、消毒をしたくないので10月に苗を購入します。
以前、ガッチリした苗を選んで失敗しました。最初だけで成長が悪かったのですが、多分ポットでお店に長くあった苗だと思います。結果、弱って苗が硬くなっているんですね。
その後は、小さな苗を買って成功しています。ですから私の場合の苗選びは、最初は貧弱ですけど小さい苗を選びます。その方が最終的に結果が良いからです。
まず植える場所に、苦土石灰を撒き、土と混ぜます。
苦土石灰(くどせっかい)は、土壌改良や肥料として利用される石灰の一種です。主に、酸性の土壌(日本の土壌は、雨が原因で酸性が多い)を中和し、植物が栄養分を吸収しやすい状態に整える効果があります。また、苦土石灰は、カルシウムやマグネシウムなどの必須元素を含んでおり、植物の成長に必要な栄養素を補給することができます。苦土石灰は、農業や園芸などの分野で広く利用されています。
次に畝(うね)を作ります。
畝は高いほど排水が良いので、美味しいブロッコリーができます。
ブロッコリーは、高さ500〜600ミリ、横も500〜600ぐらいになりますので、ブロッコリーを植える間隔は、広い方が根張りが良く、幹が太くなり実も大きいです。
根の深差は、根が見えなくなる程度で、軽く根元を固めます。細い支柱で良いので止めとかないと強い風で折れてしまいます。必ず必要です。あとは、大きくなるにつれ支柱に結べば良いだけです。
消毒は、一切与えません。自然に任せるだけです。最初は、葉に虫がついてもほっときます。寒くなってくると虫もいなくなります。
この方法で5年以上続けています。出来栄えとしては、幹の太さが直径5〜6センチ。実の大きさは、15〜20センチくらいの物ができました。
お客様何人かにあげたところ一般売られているものは、食べれないと言う程の評判でした!
美味しいのは、幹の部分を5センチぐらいに切り、皮を剥き軽く茹で食べるのが美味しいです。実も、もちろん美味しいです。
鉢での栽培は、鉢が大きな程根張りがいいので立派なブロッコリーが出来ます。鉢の3分1ぐらいは、水はけの良い軽石か赤玉土を入れ、あとは野菜用の土で大丈夫です。
支柱は必要です。鉢の場合は、水上げが必要になります。
肥料に関しては個人の自由ですが、私は無しで栽培しています。
ブロッコリーの栽培手順
自宅でブロッコリーを栽培するには、一般的には、以下の手順に沿って行います。
- 1.種まき
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ブロッコリーの種まき時期は、夏まき(8月下旬~9月中旬)と、冬春まき(3月中旬~4月中旬)の2種類があります。夏まきの方が収穫までの期間が短く、初心者でも比較的簡単に栽培できます。
種まきは、ポットやプランターで行うのが一般的です。ポットやプランターは、苗が根を張れる大きさのものを選びましょう。
種まきの手順は、以下の通りです。
- 2.種まきの手順
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- ポットやプランターに市販の培養土を入れる
- 種をまき、覆土をする
- 水やりをして、日当たりの良い場所に置く
種まきから発芽までは、10~14日程度かかります
- 3.苗の植え付け
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苗の植え付け時期は、夏まきの場合は8月下旬~9月中旬、冬春まきの場合は3月中旬~4月中旬です。植え付けの場所は、日当たりが良く、排水の良い場所を選びましょう。
植え付けの手順は、以下の通りです。
- 4.植え付けの手順
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- 植え穴を掘る(植え穴の深さは、苗の根鉢が隠れる程度)
- 苗を植える
- 水やりをする
- ブロッコリーは、乾燥を嫌うので、土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう
- 5.支柱立て
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ブロッコリーは、大きく成長すると倒れやすくなるので、支柱を立てて支えましょう
自宅で作るブロッコリーはとっても美味しいですから、是非チャレンジして見て下さい。
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