今、私が気になってる果実野菜の自然農法

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奇跡の林檎の木村秋則さんと菌ちゃん先生の吉田俊道さん

山崎学

今、私が気になってるのは、果実野菜の自然農法です。

先日、ユーチューブ動画で見ましたが、奇跡の林檎の木村秋則さんの研究された事は、素晴らしいと思いました。また、菌ちゃん先生として有名な吉田俊道さんも同じです。

山崎学

畑を耕やさない、農薬、肥料、除草剤を一切使わない!一般的な考え方ですと、そんな馬鹿なと思います。

私は長年、植木を相手にしてきましたので、最初は、信じられませんでした。しかし、ユーチューブ動画で、木村秋則さんや吉田俊道さんの実際に野菜や果物を育てている畑を見て、これは本物だと確信しました。

農薬、肥料、除草剤を使わず、畑を耕やさない事で、全ての自然の力(土の力、木の力、植物の力、微生物の力)、そして虫さえも味方にするのではないでしょうか。

木村さんが、山の中で、生死の境で気が付いたことが、そんなに簡単には分かるものでは無いですが、木村さんには、他の人には見えない物が見えたり分かったりするんだと思います。だから宇宙人とも出会ったのではないでしょうか。

庭師としての40年間の経験から考える、自然の力と人間の力の違い

山崎学

私は、40年以上、庭師として働いてきました。

野菜と同じで、植木も、同じ消毒薬を長く使う事で、虫は抵抗力が付き薬が効かなくなります。また、人の手で植えた木は、状況が悪いと、どんなに手を掛けても、枯れる時は枯れてしまいます。

しかし、道路のアスファルトの土の無い僅かな隙間から草や木が生えていたり、コンクリートの塀の隙間に草木が生えていたり、土もあまり無く水も誰も与えず、それでも草木は育っております。

同じ場所に、人の手で植えても絶対に枯れてしまいます。

風が運んで来た自然の力でしょうか。

草もそうです。山も林もそうです。

海岸べりの松の木も、崖淵で岩に根がしがみついて、何十年も生きています。塩風が味方で、虫も自然と付かないです。これも全て自然の力です。人が植えた物ではありません。

自然の力には、勝てないんだなと思います。

それと神棚のある家では、毎月榊を上げると思います。一般的に、花屋さんホームセンターで買う人が殆どです。夏だと水を取り替えても、15日ぐらいで弱ってしまいます。

ところが、山に生えてる榊の枝は、2カ月経っても全然弱りません。それどころか新芽まで出てきます。それは、私の経験です。やはり山の榊も自然に生えて育った木です。全ては自然の力だと思います。

ヨガの行者で、実業家の中村天風さんの本の中で「人は少しの傷でもクヨクヨしている、だから治りが悪い」しかし「犬はクヨクヨしない、なめて治してしまう」とありましたが、私は、なるほどと思いました。

実は、自宅で作業している時に、私のミスで腕を切ってしまい、血が止まら無いので、妻に「針と糸を貸してくれ」と言い、自分で腕の傷を7センチくらいを縫いました。(片手なので、妻に頼んで結んで貰いました)

妻は「病院に行けば」と言いましたが、ちょうど休日だったのと、血があまり出るので、結局、病院には行かずに対処して、その後も仕事は普通に行いました。

一週間後に自分で糸を取りました。結局、麻酔も打たない治療のせいか、直ぐに傷は治りました。

山崎学

病院に行ったら麻酔、痛み止めと、抗生物質を出されて、回復にはもっと時間がかかったと思います。

自然農法と似た様な、多分、自然の力の様な気がします。

自然農法における微生物の役割について

山崎学

私も、自分の家の畑で、自然農法を試して見ようと思っています。

自然農法の基本的な考え方は、肥料を使わずに、微生物の力を借りることで、土の中に肥料となる窒素を作り出すことにあります。

土中で窒素を作る窒素固定細菌と、その餌を作る糸状菌を畑の中に上手に作ることで、肥料を使わずとも野菜が育つ土を作ることが出発点です。

いきなり雑草の生えている土に野菜の種を撒くのではなくのではなく、当然ですが、雑草の生えている土地をある程度の時間をかけて、野菜を育てられる、糸状菌と窒素固定細菌のいる土に変えていくわけです。

窒素固定細菌

窒素固定細菌とは、空気中の窒素を固定して、植物が吸収しやすい形に変えることができる微生物のことです。植物は窒素を必要としますが、空気中の窒素はそのままでは吸収できないため、土壌中の窒素固定細菌が窒素を固定して植物に利用できる形に変えてくれます。窒素固定細菌は、主に根粘菌やシアノバクテリアなどの微生物によって行われます。

糸状菌

糸状菌は、真菌の一種であり、繊細な糸状体を持ち、土壌中に生息しています。分解酵素を分泌し、有機物を分解することができるため、土壌形成や植物の栄養素循環に重要な役割を果たしています。また、食品の発酵や医薬品の生産にも利用されています。

肥料を使わない土壌には、自然の草木が生い茂り、そこには無数の微生物が生きています。その微生物が作り出す自然の肥料である窒素で育てられた草木は、人工の肥料で育てられた草木と異なり、強くたくましく育ち、虫に食べられることもありません。

虫は、弱い植物は食べても、強い植物(抗酸化力の強い植物)を食べることはできないのです。ですから、肥料を使わずに育った野菜は、農薬(殺虫剤)は使わなくても育つわけですね。これは本当にコロンブスの卵です。自然の真理です。

今後の日本は、肥料が高騰したり、或いは輸入できなくなるとも言われていますが、自然農法があれば、肥料は必要ありません。

私も自然農法を、自分の畑で試して見ようと思っています。もちろん最初は、忍耐力がいると思いますが…

山崎学

また、私なりの結果をご報告したいと思います。


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