プライベート保護とガーデンの美しさを両立させる方法
今回は、プライベート保護とガーデンの為の対策として、ウッドフエンスを作ったお話です。
ウッドフェンスの歴史は古く、紀元前2000年頃には、古代エジプトや古代中国で既に使われていたと考えられてます。主に木材で作られており、防護やプライバシー保護の為に使用されていました。
中世ヨーロッパでは、城や要塞の周りに立てられ、敵の侵入を防ぐ為に使われました。また、家や農場の周りにも立てられ、家畜や作物を守る為にも使われていました。
近代になるとウッドフェンスは、装飾的目的に使われる様になりました。ウッドフェンスは、庭やベランダを美しく、安全にする為のアイテムとして、広く使われる様になりました。
日本では、20年位前から、ガーデニングブームの中で庭の演出には欠かせない存在になっております。最近では、一般的なウッドフェンスは、どうしても木材なので腐りやすいので、樹脂プラの物からアルミの物まで、木に似せた塗装の物も出てます。
ウッドフェンスの材質の良い所と欠点
ウッドフェンスは自然の木で作られていますので、木が温度調整してくれます。冬は暖かく、夏は触っても熱くなりませんので、植物にとっては最高です。
欠点としては、耐久年数が短い点です。木の材質によっても大きく差が有りますが、一番良いとされるのは、遊具などに使われてる加圧注入されたウッドフェンスが長持ちします。
樹脂プラフェンスの良い所と欠点
樹脂プラフェンスは、樹脂プラスチックで作られているので、腐らないため耐久年数は長いです。但し木と違い、温度調整はしないので、夏は木の成長を損ねる場合があります。
アルミフェンスの良い所と欠点
アルミフェンスは、耐久年数は長いです。但し衝撃には弱く、直ぐ凹んだり曲がるのが欠点です。交換費用も高く、近くに木を植えた場合、夏は太陽反射で木が弱る場合があります。
5年前のお客様の相談依頼
若いご夫婦で、新築の家を買われたそうですが、家の南側に古い家が有り、どうしても視線が気になり、家に居ても落ち着か無いという悩みで、家を買ったばかりなので、費用も抑えたいというご相談でした。
それと庭の敷地に草を生えない様人口芝を敷きたいとの話しでした。
お客様の要望を元に話しを進めて行きました。家の一階部に立った時の目線を、目隠して欲しいと言う事でした。高さ的には2300Mで、通常よりかなり高いです。
元々境いのフェンスにブロックの基礎があったので、利用してそこに柱を立て、横にウッドをステンレス釘で横張りに貼り付けていく工法で如何でしょうかと提案しました。
通常は、フェンスの内側に新たにフエンス用の基礎をコンクリートで作る方法が多いんですが、費用の方も抑えたいとの事なので、既存のブロック基礎をそのまま使うことで予算を抑え、敷地も狭くならずにすみます。
企画品だと高さが取れ無いのと、費用の方も予算オーバーになってしまうので、全て特別施工で全部組み立てました。庭は草取りが大変なので、人工芝を敷きました。
草の心配もなく、お子様も裸足で遊ぶ事も出来ます。そんな訳で作業の方は、無事終了しました。
今回の使用材木は、オール桧で作りました。桧は、通常の木材より香りも良いですし、メンテナンス次第で長持ちします。お客様の悩みはこれで解決しました。
毎日が快適に過ごせる様になり、作業した私も嬉しいです。よろしければ是非ご参考にして下さいね!
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