溶岩石の魅力と活用法~多孔質の石で植物にやさしいガーデニング~

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小さなスペースでも自然を感じられるロックガーデン

山崎学

溶岩石を使ったガーデニングは、小さなスペースでも自然の雰囲気を楽しめる素敵な趣味ですね。溶岩石は多孔質で水はけが良く、植物や水生生物にも優しい石です。今回は、溶岩石を使ってロックガーデンを作る方法やコツをご紹介します。

石は、庭にはなくてはならないアイテムで、昔から様々な使い方があります。日本庭園であれば、絶対欠かすことはできません。有名な日本庭園で、石のない庭はありません。

海外のロックガーデンは、日本の様に几帳面にピシッと置いたりする様な感じではなく、自然に散らばした様な雰囲気に、花や低木で構成されたスタイルだと思います。

但し、前に書いたブログ記事で説明した様な石には、因縁の有る石もあります。いずれも古い石にまつわる話なので、新しい石は心配する必要はありません。

今回の話しは、もっと気軽に小さなスペースでも楽しめる石を使った話しです。溶岩石は軽いので、ベランダでも楽しめます。

多孔質の石で植物にやさしいガーデニング

山崎学

広い立派な庭が有るお宅からのご相談で、ロックガーデンの話しです。

立派な屋敷庭ですが、住んでる奥様は、昔ながらの庭に飽きています。玄関の階段脇をどうにか変えたいようで、庭は広いのですが、その場所は畳一枚半ぐらいのスペースです。

そこでご提案したのは「ロックガーデンは如何でしょうか?」と話すと、「お願いします!」と頼まれました。

作業的には、元々あった木を移動移植して、ただ石を置いてもつまらないので、土を500キロぐらい入れて、そこに浅間の溶岩石(そんな大きな石ではないです)を詰めた感じで置き、空いた土部分には多肉植物を植え、自然な感じのロックガーデンを作りました。

作りたては、まだぎごちないない感じもありますが、日が経つにつれ良くなります。岩影には、ライトを潜ませ、夜になると電気が付き夜の景色も楽しめます。お客様には大変気に行って頂き、安心しました。

今回は、庭の一部に作りましたが、ロックガーデンは、マンションのベランダでも小さなスペースでも気軽に楽しめます。例えば植木鉢に、ただ木や花を植えても良いですが、そこに石一つでも入る事で、雰囲気が良くなります。個人で楽しむ分には流儀はないので、色々チャレンジしてみるのも面白いと思います。

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