原因が分からない腰痛や足の痺れ痛みの対処法

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病院でも原因が分からない腰痛や足の痺れ痛み

山崎学

腰痛は、日本人の約8割が経験するといわれる国民病ともいえる症状です。腰痛の原因は、大きく分けて「姿勢」「動作」「病気」の3つに分けられます。

腰痛の原因

山崎学

代表的なものは、腰椎が直接障害される圧迫骨折や、椎間板ヘルニアや腰部脊椎管狭窄(ようぶせきついかんきょうさく)などがあります。

腰部脊椎管狭窄(ようぶせきついかんきょうさく)は、腰椎(腰の部分の椎骨)の周囲にある脊椎管が狭くなる症状を指します。脊椎管は脊髄や神経根が通る空間であり、その狭窄(きょうさく)によって脊髄や神経根に圧迫が生じ、痛みやしびれ、筋力低下などの症状が現れることがあります。腰部脊椎管狭窄は通常、加齢や椎間板の変性、腰部の骨の変形などが原因となります。治療法には、保守的な方法(薬物療法、物理療法)や手術的な方法がありますが、症状の程度や患者の状態に応じて適切な治療が行われます。

これらは、一般的に多い腰痛です。それ以外にもレントゲンには、映らない場合の腰痛も有ります。それらは、細菌感染や臓器や血管などの病気があるようです。

腰痛がある時にやってはいけない、気を付けなければいけないことは次の4つです。

  • 安静にしすぎる
  • 座る椅子の種類が合わない
  • 長時間の同じ姿勢
  • 原因が不明のまま患部を温める

植木屋や庭師、その他の職人さんは、殆どの人が腰痛や肩や膝に悩まされています。

山崎学

こういった身体のトラブルは、職人さんにとっては職業病です。

職人さんで腰痛持ちな人は、対策として作業用の腰のコルセットが有り、痛くなる前に装着する人が増えいますが、効果はかなりあります。

私の脊椎官狭窄症の体験と対処法

山崎学

私の場合は、庭園や石組みなどを若い時からやっていますので、重い物を運ぶため、肩や膝や腰に炎症が有ります。

トラックに3トンの砂利を2台分、一人で一輪車で運んだ事もしょっちゅうありました。そんな事が祟り、15年前に先ず腰が痛くなり、病院に行きました。

結果は、脊椎官狭窄症と診断されました。どんな痛みかと言うと、太もも辺りの後ろが痺れて麻痺します。脊椎官が圧迫され、神経が挟まれるんですね。しかし、安静にしていれば治る訳ではないことが分かりました。

脊椎官狭窄症は、歩くのが良いようで、私の場合痛くても我慢して歩いてると、15分位歩くと痛みが消えるんです。私のお客様が柔道の先生で、私と同じ痛みだと聞きましたが、やはり歩くのが良いようで、最初は痛くても15〜20分歩くと痛みは消えるそうです。

山崎学

その後私は、その痺れ麻痺は無くなりました。

本来病院では、いつ手術しても良い状態でした。それでも姿勢の悪い作業では、腰痛はたまには有りますが、何とか作業には支障は無いです。

私が年齢の割には、若い人と同等に力仕事が出来るのには訳があります。

私は、腰痛、肩、膝痛の対策として、20年前から、朝布団の上で、足上げ体操を50回、前駆体操を10回、腕立て伏せを20回、それから布団から離れ、足を開いて伸ばす体操20回、これを毎日20年以上現在もやっています。

横になって行う体操が腰に負担がかからず良いです。病院に行って診察すると、肩も手術、膝も手術と言われましたが、体操のおかげで何とか仕事は普通にしています。

梨状筋が原因の痛みや痺れの対処法

山崎学

去年、コロナのワクチン3回目で体調を崩し、20年続けていた朝の布団の上体操を数日休んでいた所、右足の付け根がもぎ取られるような半端じゃない痛みに襲われました。

行き付けの整形外科でレントゲンを撮ってもらいましたが原因が特定できず、違う病院に行きMRIで見てもらっても原因不明でした。

その病院で大きな済生会病院を紹介され、様々の検査を何回かに分けてやりましたが、結果、脊椎官狭窄症だと言われ、手術を勧められました。

手術はしたく無いので断り、狭窄症の神経の通りを良くする薬を貰って飲みましたが、効果ゼロで痛みは取れません。痛み止めの薬は、自分で調べたらモルヒネが入っている薬でした。

朦朧として頭を柱にぶつけ怪我をしてしまいました。自分からその薬は辞めました。

その後、病院では分からず、自分なりに色々調べた所、お尻に有る梨状筋が坐骨神経のところを圧迫され、痛みや痺れが発生する病気だと分かりました。

この梨状筋の治療が出来る専門的な病院が近くには無く困りました。整骨院では、梨状筋の事は知っていても、治療では痛みは取れませんでした。

専門病院の治療法は、仙腸関節の隙間にエコーを当て、トリガーポイント注射を打つ治療法です。それが出来る病院がなく困り果ている時、なんと家の近くの整形外科と形成外科がある病院に優秀な先生がいて、事情を話した所先生も分かってくれて、エコーを当てトリガーポイント注射を打ってくれました。

トリガーポイント注射は、ブロック注射とは違い、副作用が無く毎日打てる注射だそうです。おかげで次第に痛みは取れ、数日後完全に痛みは消えました。

後で分かったんですが、東京の大きな有名な病院にいた腕効きの先生でした。今でも時々行っています。あの痛みは、二度とご免です。

一般的にはこの仙腸関節、梨状筋の神経は、レントゲンには映りません。病院でも脊椎官狭窄症と間違われます。私の場合がそうでした。気を付けましょう。

それからは、朝の布団の上体操を復活して始め、痛みも無く仕事もバリバリ出来るようになりました。病院の先生の話しも良いですが、自分の身体は、自分の判断で納得行くまで自分に合った病院を探す事が大事だと実感しました。

簡単な痛みならロキソニンで効きますが、ロキソニンが効かない疼痛の場合は、脳神経からの痛みです。その痛みを抑える薬は、長く飲むと脳神経に影響します。私がいい例です。今は治りましたが後引きました。

それと冬は、腰に貼るカイロが腰痛に効きます。予防にもなりますので私は欠かさず使っています。因みに私の周りには、脊椎官狭窄症で手術をした植木屋さんが何人もいますが、良いと言う人もいますが「術後の最初は良いけど再発した」と言う人が多いです。

病院でレントゲンを撮り、単なる腰痛から来ている痛みだと言われ悩んでいる人も、もしかしたらレントゲンやMRIでも分から無いのが、神経から来ている痛みかも知れません。

それは本人しか分から無いので、病院でも原因が掴めず悩んでいる人多いと思います。私はまだまだ仕事をする身なので、必死で病院を探して良い先生に巡り会えましたが、そんな悩みをお持ちの方は是非参考にして下さい。

山崎学

諦めなければ必ず治ります!ご参考にして下さい。

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